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元孤児の女性大統領候補が、自分のルーツを探す理由


今フィリピンで最も注目を集めている政治家は、

来年の大統領選の有力候補となっている、

グレース・ポー上院議員ではないでしょうか。

そんなポー上院議員に、

ライバル関係にある政治家から、

大統領候補の資格を満たしていないという、

様々な批判が突きつけられています。

その批判の原因は、

ポー上院議員の複雑な生い立ちが関係しています。

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前回の上院選挙で最も多くの得票を集めて当選し、

華々しい政治家デビューを飾ったポー議員ですが、

実は赤ん坊のころに、

イロイロ市の教会近くに捨てられていた孤児でした。

その後、国民的な映画俳優のフェルナンド・ポー夫妻に、

養子として引き取られて育てられます。

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若いころのポー議員は米国で学校に通うなど、

フィリピンを離れて生活していましたが

父のフェルナンドが、

2004年の大統領選挙に出馬したときに帰国。

しかしフェルナンドはアロヨ大統領に僅差で敗北し、

その少し後に脳梗塞で倒れ息を引き取ります。

この選挙では大規模な不正があったと言われています。

これを機にポー議員は、

父の意思を継ぐために、

フィリピンを拠点に生活することを決意します。

上院議員になる前は、

Movie and Television Review and Classification Board (MTRCB) という、

日本の映倫のような機関の委員長を務めていました。

今問題となっているのは、

大統領に立候補するには、

10年間フィリピンに住んでいなければならないという規定で、

ライバル陣営はポー議員が半年足りないと主張しています。

そしてもうひつは国籍問題です。

大統領はフィリピン人の両親から生まれた国民である必要があります。

しかしポー議員は孤児だったため、

両親が外国人でないことを証明することが困難です。

そのためポー議員は故郷のイロイロ市に向かい、

自分のルーツを探す調査に乗り出しました。

そして教会に残されていた書類の署名などから、

父親とみられる人物が発覚。

そして母親はかつて教会が運営していた学校の、

女子生徒である可能性が浮上してきました。

ポー議員は父親とみられる人物の子供たちと、

DNAテストを行い出生の秘密を解き明かす方針です。

現在ポー議員は大統領選挙の世論調査で、

1位のビナイ副大統領に次ぐ2位となっており、

副大統領選挙の調査では1位の支持を集めています。

ビナイ副大統領はマカティ市長時代の汚職疑惑で、

支持が低下しており、

ポー議員のイメージダウンに必死となっています。

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[ 2015/06/10 23:50 ] 政治関係 | TB(-) | CM(-)
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