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67歳の男子高校生、「教育に遅すぎるということはない」同級生から尊敬集める


67歳で高校に復学した男性が話題となっています。

彼は先生が自分の子供と同じような年齢でも、

同級生が孫のような年齢でも、

気にすることはありません。

67歳のペンティケスさんは、

ボホール州の公立高校のグレード10の生徒として学んでいます。

「私にとって年齢は問題じゃありません」

「なぜなら私は学びたいんです」

白シャツと黒いズボンの制服を着たペンティケスさんは言いました。

学生に戻った彼は、

新しい先生と同級生に興奮すら感じました。

ペンティケスさんは1948年生まれですが、

当時の住んでいたところでは、

お金の稼ぎ方に興味がある人ばかりで、

教育に投資する人は皆無だったそうです。

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そんな環境もあり彼とその兄弟姉妹たちは、

誰も高校を卒業していませんでした。

ペンティケスさんは8歳のときに、

近所の住人を手伝って海へ漁に出たほか、

家では小さな畑で野菜を育てていました。

彼が復学を決めたのは、

すでに64歳のときでした。

「私が計算ができないことを利用して何度も誤魔化された」

「教育がないと簡単に騙される」

と彼は復学した動機を話しました。

兄の復学を弟は応援していますが、

恥ずかしいので自分は復学しないと話しています。

2人ともまだ結婚はしていません。

ペンティケスさんは20ペソをポケットに入れ、

出生証明書と道徳的である証明書を村長からもらって、

2012年に高校を訪れグレード7に入学しました。

「私は彼の目的が分からず受け入れをためらった」

「彼はすでに老人だし、

なにか良くないことを若い生徒たちに教えるかもしれないと思った」

そのときの校長先生はそう語りました。

校長は地元の高校に通うよう話しましたが、

彼は頑なにそれを断りました。

その理由は普通の学校ではなく、

名の知られた高校を卒業したいという願望でした。

それを聞いた校長は態度を軟化させました。

入学したペンティケスさんは、

先生を失望させることはありませんでした。

自宅からジプニーで30分かかりますが、

一度も授業に遅れたことはありません。

学校に行く傍ら農業も続けていますが、

テストも問題なく次の学年の予習すらこなしています。

彼は同級生に「お父さん」または、

「お爺さん」と呼ばれ尊敬されています。

好きな科目はタガログ語と社会科で、

その理由は簡単に理解できるからだそうです。

そして嫌いな科目は英語と数学と科学です。

学生になることでペンティケスさんは元気を取り戻しました。

彼はシニアシチズンIDを持っていませんが、

トライシクルやジプニーで学生割引を受けることができます。

「10ペソのところが8ペソだけで済むんだ」

彼はそう言いました。

昨年、高校のPTAはペンティケスさんに老眼鏡を贈りました。

また学用品もPTAが負担しています。

「彼は子供たちに貧困や年齢が夢の障害でないことを見せている」

とPTA会長は述べています。

ペンティケスさんは健康がゆるす限り、

グレード12まで終えるつもりでいます。

グレード12を終えるころにはすでに69歳に達し、

大学への進学は望み薄かもしれません。

「年齢もあるし大学への進学は夢見てないよ」

「まさに神のみぞ知るってところだね」

彼はそう言いました。

inquirer:For 67-yr-old farmer, education not too late

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フィリピンでちゃんと勉強するのは女子が多いです。

その証拠に大学の進学率は女子のほうが圧倒的に多いですし、

学校の先生は女性の職業と化しています。

過去の人生経験から、

教育がいかに重要かを思い知ったからこそ、

これだけ熱心に勉強ができるのでしょうね。

フィリピンの平均寿命からいうと、

67歳というのは日本の80歳くらいに相当すると思います。

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[ 2015/06/08 10:52 ] おもしろニュース | TB(-) | CM(-)
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